社内の推薦図書(?)「運転者」を、私も読みました。
こういう本の主人公は20代の若者であることが多いので、最初ちょっと意外に思いましたが、どの世代にも通じる内容だからこその設定ですね。
本書にも示唆されているように、どの時代に生きても社会情勢の影響は受けるものです。短絡的な良し悪しや損得ではなく、人々が築いてきた流れの中に自分自身を位置付ける、大局的な捉え方によって得られる「運」について書かれています。
困難な1年が終わろうとしている今、先行きに不安を感じている人も多いと思いますが、本書を読めば今日からの毎日に明るい光を感じられるんじゃないかと思います。
心に響くことばがたくさんあり、今後もしばしば思い出すことになりそうです。